

東京で働くのは誰しも憧れがありますよね。
実は気を付けなければいけないこともあるんですよ。
東京で働くとは
東京といえばまさに日本の首都ですよね。
そのため様々な仕事が集まってきます。
金融業など重要な企業が、東京に集中しているのも特徴ですね。
資本金10億円以上の企業は都内だけでなんと、46.1%も占めているそうです。
外資系の会社が、都内に集中していることも特徴的です。
賃金が高いから東京で働きたいと思うかたもいらっしゃいますよね。
総務省の調査では東京の平均年収は612万円、月収にすると38万円にもなるそうです。
また、東京の特徴としてとにかく「人が多いです。」
なんと日本の人口の「約10%」が都内にいるそうです。
約1000万人ですよ。
そりゃ土地が狭いのに1000万人もいれば混雑しますよね。
どこにいっても首都圏内は「人・人・人」です。
朝の通勤ラッシュも殺人的です。
満員電車苦しいでござるwww
— 暴言厨 I トンちゃんバイク (@tonzirubike) August 16, 2019
寝過ごし図らずも満員電車に。まるで適応障害の復職プログラム
やっぱり調子悪い。
頭痛がします。— ケンパパ (@kenpapa_go) February 23, 2010
ホント地獄です(´・ω・`)
実際に人が乗りすぎて、電車の窓が割れたりもしているのでとても危険です。
都内の電車は朝や帰宅時間など多くの人が利用する時間は、必ず遅れます。
「乗り降りに時間がかかった」
などの小さなことから「人身事故」など毎日おきます。
一本早めに乗るぐらいの気持ちが大事ですね。
それだけ人が集まってくるということは、人との出会いが増えるんですよね。
その分「チャンス」があるとも言えます。
仕事の付き合いでヘッドハンティングされて、年収アップなんて話も実際に見てきました。
ガチ大手で働いてる友達が、ヘッドハンティングされて年収アップやとか言ってて羨ましい
— 都内を食べ歩く人 (@debu_eating) June 7, 2018
それから遊ぶところが多いのも東京の魅力ですよね。
ディズニーランドや原宿、スカイツリーなど有名なスポットはほぼ都内にあります。
遊び目当てで都内に出てくることもあるのではないでしょうか。
東京で転職するメリット・デメリットについて詳しくは、次の章で詳しくご紹介します。
東京へ転職するメリットとデメリット
東京のメリット・デメリットは、以下になります。
東京へ転職するメリット
- 仕事がある
- 出会いが多い
- 遊ぶ場所がたくさんある
仕事がある
なんといっても、東京のメリットは仕事があることですね。
転職サイトを見ても都内の求人数が、圧倒的に多くなります。
例えば、ハローワークが開示している令和元年11月の「有効求人数はなんと約20万件」
有効求人数とは、新規の求人数と前月からの繰り越しを足した値です。
求人数が多いことがわかりますね。
参考:https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-hellowork/content/contents/000610614.pdf
やりたい職業を都内で検索すれば、確実に見つかるでしょう。
最低賃金が一番高いのは東京で、1013円。逆に一番低いのは790円なので時給にして223円も違います。
アルバイトの時給に換算するとこの差は大きいですよね。
出会いが多い
先に書きましたが、東京には日本の人口の約10%も人がいます。
人が多いということは、自然と「出会い」が多くなります。
仕事関係の出会いはもちろん、趣味仲間やよく行くカフェの店員さんとも仲良くなることがありますね。
出会いが多いということは、「チャンスが多い」ということです。
よく仕事の関係でヘッドハンティングされて収入が上がったなんて聞いたことありませんか。
あれホントにあるんですよ。
中途採用の人の話を聞くと、ヘッドハンティングされたなんて話をよく聞きます。
仕事の情報が集まる場所でもあるので、自分のキャリアアップにつながる情報を集めやすいのも特徴ですね。
ホリエモンやソフトバンクの孫さんなど成功した人は都内に住んでいることが多いので、もしかしたらつながるチャンスがあるかも。
フリーランスの人も都内で活動していることが多いですよね。
テレビなどのマスコミ関係は都内に集中しているので、有名人に会えるチャンスもあるかもしれませんよ。

遊ぶ場所がたくさんある
東京のメリットといえば外せないのが遊びですね。
ディズニーランドやスカイツリー・東京タワーなど遊ぶ場所がたくさんあります。
原宿や渋谷など流行の発祥地も都内ですよね。
タピオカやパンケーキなど、一度流行になると社会現象にもなります。
東京オリンピックの会場もできたし、次々と観光スポットが増えています。
様々な人が行きかう土地なので、秋葉原や新宿歌舞伎町など遊びの面でも文化が混ざり合っているのが面白いですよね。
娯楽施設が豊富なために、都内に出たいという人もいるのではないでしょうか。
東京へ転職するデメリット
- 通勤ラッシュがひどい
- 物価が高い
- 人情がうすい
通勤ラッシュがひどい
東京の通勤ラッシュは「殺人的」です。
毎朝「具合の悪いお客様の救護のため、電車が遅れています」とアナウンスが入るぐらいヒドイです。
世界の乗車駅のトップ3が「新宿・渋谷・池袋」ですからね。
もう一度言いますが「世界のトップ3ですよ」
恐ろしいでしょ。
山手線の真ん中を走っている中央線は「乗車率が200%」になります。
私は乗車率180%くらいの電車に乗っていたことがありますが、どんどん人が乗ってきて降りないので足の踏み場もなくなってくるんですよね。
「足が折れそうなので、少しスペースを空けてください!」と叫んでる人を見たことがあります。
それくらいひどいです。
基本身動きできないですね。常に圧迫されている感じです。
朝と帰宅時は電車の乗るだけで、クタクタになります。
物価が高い
東京はとにかく物価が高いです。何かとお金がかかってしまいます。
一番わかりやすいのは「家賃」ではないでしょうか。
都内だと1Kのユニットバスで大体7万くらいですが、埼玉や千葉だと7万も出せば「駅近で2LDK」は住めます。
場合によっては駐車場がついていることもあるほど。
都内に住むには如何にこだわりを捨てるかのところがありますが、家賃が一番の出費になるので収支の計画は現実的に考えましょう。
駐車場代も高いですね。
中央区ではなんと月5万円。これから都内で働き始めるとしたら出せない金額です。
都内で駐車場を借りるとしたら、安くても1万円は覚悟しておいてください。

人情がうすい
人が多すぎるせいか人に関心がいかなくなっているところがあります。
とにかく自分が優先になってしまうのですね。
優先席を陣取っていたり、割り込み、電車の扉の前でたむろしていたりなどはよく見かけます。
物騒な事件が多いし、よくキャッチにつかまったりするのであえて関心をなくしているところもあるんでしょうか。
人混でうまく進めないためか肩をぶつけられたり、靴を踏まれたりは日常茶飯事です。
人の多さに疲れてしまうこともありますが、最低限のことは守って行動したいですね。
東京へ転職する場合に注意するポイント
東京に転職する際にポイントとなることがあります。
以下の点に気を付けましょう。
注意するポイント
なぜ東京で働きたいのか明確にする
無計画に上京しようとしない

向こうに行けばどうにかなる。
思い込みだけで、無計画に上京するのはやめましょう。
費用の面で苦しくなります。
東京に住んでから仕事を探すとなると、仕事が決まるまで無収入になってしまいます。
東京は家賃が高いので、その分アルバイトで稼ごうとして本来の転職活動ができなくなってしまう恐れがあります。
誘惑も多いので気が付いたら、東京に出てきてアルバイトしかしてないなんて状況になりかねません。
焦ってどこでもいいからと、条件の悪い会社に入社してしまう可能性もあります。
せっかく今よりいい条件の会社を探しているのに、環境が悪化してしまっては意味がありません。
在職中に次の転職先を決める方が、落ち着いて決めることができます。
都内へ転職する場合はしっかり次の職場を見つけてから、行動しましょう。
なぜ東京で働きたいのか明確にする
東京に出る際「なぜ東京で働きたいか」を明確にしておく必要があります。
自分の目標をもつことができるし、採用の面接でも必ず聞かれます。
ここで「なぜ東京じゃなきゃいけないのか」理由をきちんと説明できないと、採用される確率が落ちてしまいます。

うちでなくてもいいのかな。
と面接官としては不信感を抱いてしまうんですね。
「これからやりたいことが東京にしかない」「スキルアップするため」など前向きな理由を言えるとグッド。
転職には「転職エージェント」を利用してみよう
転職には転職サイトよりも「転職エージェント」を使うのがオススメです。
メリット
履歴書を書く必要がなくなる
企業ごとに面接対策ができる
エージェントは企業の情報を持っている
採用されやすくなる
自分専門のエージェントがついてくれるので、希望の企業探しを相談しながら進めることができます。
またエージェントは「独自の企業調査」でどこにも持っていない情報をもっています。
「希望の企業のここが気になる」「実態の残業時間」はどのくらいなど実際の声を聞くことができます。
実態を聞くことで、入社後のアンマッチをある程度防ぐことができますね。
実際の面接の形式や電話で、面接の対策もしてくれるので面接の不安も解消されますよ。
面接が苦手なかたにもおすすめです。
企業によっては、良さそうな人がすぐ欲しいので採用の試験が短くなったりすることもあります。
私の場合は、求人情報では「面接2回」だったのが「面接1回」で合格になりました。
都内の求人紹介
実際にマイナビジョブ20'sで求人を探してみると以下のようになります。
専門的なスキルが求められているところもありますが、開発業務などは「未経験OK」なところも多いですね。
ITコンサル
企業 | ITコンサル |
雇用形態 | 正社員 |
年収 | 600万円~ |
事業内容 | ●コンサルティング事業 ●業務改善提案・システム導入提案 ●業務プロセスの分析、業務要件定義など |
勤務地 | 東京(千代田区) |
社内システム
企業 | 社内システム |
雇用形態 | 正社員 |
年収 | 550万円~710万円 |
事業内容 | ●プロジェクトの進捗フォロー ●開発ベンダー管理 ●結合テストシナリオレビューなど |
勤務地 | 東京(新宿区) |
Androidアプリ開発
企業 | Androidアプリ開発 |
雇用形態 | 正社員 |
年収 | 500万円~ |
事業内容 | ●Androidアプリ開発 ●映像配信系 ●企画から上流工程までなど |
勤務地 | 東京(渋谷区) |
自分に合う環境を選ぼう
しばらく東京で暮らしていれば、東京の良さと地元の良さそれぞれわかってきますね。
それを踏まえて、どちらの環境で働いていたいか決めましょう。

というのであれば「地元へのUターン」もありです。
そのころには自分にとって「何が良くて」「何がストレス」か判断できているはずです。
「混んだり物価が高かったりする」けど「やはり東京でやりたいことがある」でも「思った感じとちがった」「仕事にも、人の多さにも疲れる」なんて方は地元へUターンしてもいいのです。
夢や憧れもありますが、無理をして体を壊してしまっては元もこうもありません。
自分が一番過ごしやすい環境を選びましょう。
地元へUターン転職でも、東京での経験が必ず役にたつはずです。
まとめ
東京は求人が多いし、魅力的な場所もたくさんあります。
しかし家賃など物価が高いので、費用の面で苦しくならないように計画的に転職活動を進めて行きましょう。
知らない土地で転職活動を進めるのは不安だと思います。
転職エージェントならば、相談しながら一緒に転職活動を進められるのでぜひ活用してください。
焦って条件が悪い企業に入社してしまったり、たまにどこでもいいから入社させてしまおうとするエージェントがいるのでそこは注意です。
担当者は変更できるので、少しでも怪しいと思ったら変更して貰うようにしましょう。
東京への転職活動がうまくいくように願っております。