転職サイトに登録しようとしたらまず、いわゆる大手の「マイナビ」や「リクナビ」に登録しますよね。
知ってはいるもののどんなサービスなの?と思いますよね。
そこで今回はリクルートが提供している転職サービス、リクナビNEXTの内容をわかりやすくまとめてみました!
リクナビNEXTって?
リクナビNEXTは、大手人材企業のリクルートが運営している転職サイトです。
転職を考えるなら一度は聞いたことのある知名度と人気を誇ります。
求人数や業種が国内の転職サイトではトップクラスと言われ、転職希望者にとってチェック必須だと言えるでしょう。
リクナビは雇用形態ごとにサービス名が違う!
テレビや動画サイトでリクナビのCMを見たことがあるのではないでしょうか。
リクルートは1960年に創業しました。
知らない人はあまりいない大企業ですね。
大学を卒業して来年4月から新卒で働く予定の学生さんも、会社説明会などで一度はお世話になった方も多いのではないでしょうか?
今回は新卒で何年間か働いたけれど、「社風が合わない」「拘束時間に比べて給料が少ない」など職場に不満を抱くようになった時に利用する転職サービスについてご紹介します。
利用する前に気をつけて頂きたいのが、リクナビは職種によってサービス名が異なるという点です。
リクナビのサービス名
- リクナビNEXT
- リクナビエージェント
- リクナビ派遣
- リクナビ薬剤師
【リクナビNEXT】
このサービスは主に求人を記載、紹介しているカタログになります。
自分が希望する勤務地、職種、年収など待遇を選択し条件に一致した企業に自分で連絡するタイプです。
【リクナビエージェント】
ふたつめのエージェントサービスは、自分が取得しているスキル、経験などを入力して、いま働いている職場より待遇のよい会社の求人はあるか?
エージェントに紹介をお願いするタイプです。
【リクナビ派遣】
名前の通り、雇用形態が派遣の案件のみ取り扱っています。
正社員では荷が重い、午前9時から午後3時まで~、など「決まった時間だけ働きたい」「雇用先にあまり縛られたくない」場合に利用するサービスとなります。
【リクナビ薬剤師】
最後は職種を薬剤師のみに限定したサービスです。
薬剤師は体調が悪い患者さんが病院に行き、医師の診断と処方せんをもとに薬を処方する職業なので、人間関係や給料などの待遇に不満があり、転職したくても日中はあまり時間がとれません。
また、職業柄、患者自身の健康や生命に重大な影響をもたらしかねません。
仕事が終わった後、他の職場を探すのはなかなか困難な状況ゆえに、薬剤師のみサービスを独立させています。
スマートフォン向けアプリ、リクナビNEXTの紹介
大企業だけあって、スマートフォンで求人検索できるアプリを開発、公開しています。
帰宅中の電車の中で、他の職場を探したり、寝る前にスカウトが来ていないか?
簡単に調べることができちゃいます!
スマートフォンが普及する前は、ぶ厚い求人雑誌、片手にひたすら自分に合う求人がないか?探さねばなりませんでした。
それが自分のスキル、経歴を登録して希望条件を選択するだけで一致した案件がみれる便利な時代です。
試しにいまより良さげな職場ないかなぁ~?と調べるにはちょうど良いアプリだと思います。
リクナビNEXTが人気の理由
転職希望者にとってリクナビNEXTを利用するメリットは、まず取り扱い求人数が多いことです。求人数が多ければ多いほど、希望と一致する転職先を見つける可能性が高くなります。また、都市圏に限らず、日本全国での求人を取り扱っていることも大きなメリットでしょう。
リクナビNEXTでしか取り扱われていない求人が多数であることも魅力です。サイト内で探せる求人の8割近くがリクナビNEXTのみでの求人になることもあるほどです。他の転職サイトにも並行して出されている求人だと倍率が高くなりますが、リクナビNEXTのみの求人なら安心できる要素が増えます。
企業からスカウトメールが来ることも1つのメリットです。自分の経歴や希望条件を登録すると、興味を持った企業がメールを送ってくることがあります。希望の業種ではない時もありますが、可能性を広げる大きなチャンスに繋がるサービスだと言えます。
グッドポイント診断で自己PRがしやすくなる
リクナビNEXTの独自サービスとして、「グッドポイント診断」があります。登録した人に向けられた無料診断で、選択式の質問に回答していくものです。回答するだけで自己分析が行われ、企業への自己PRの参考にすることができます。
転職の時には自己PRが重要ですが、苦手とする人も多いものです。リクナビNEXTのグッドポイント診断を参考にすれば、自分の強みやアピールポイントを客観的に抽出できます。
また、診断結果の中にあるアピールポイントは、応募の時に履歴書や職務経歴書に反映が可能です。反映させるつもりはなくても、診断だけをすることも可能です。自己分析に興味がある人、自分の強みやアピールポイントを知りたい人はぜひ利用してみましょう。
第二新卒やキャリアプランが明確な人に向いている
リクナビNEXTは多くの層が利用できる転職サイトですが、その中でも特に第二新卒の人、キャリアプランが明確な人はより有効に使える傾向にあります。第二新卒にスポットを当てた求人特集が多いため、20代後半~30代前半の人は登録しておいて損はないでしょう。
キャリアプランが明確な人は、自分のペースで転職活動を進められることがメリットです。数多くの求人の中から、自分のキャリアプランに合った求人をじっくりと選び出すことが可能です。また、登録した個人情報やキャリアを見た企業のスカウトメールも期待できます。
もちろん、その他の人も精力的に利用できる優秀な転職サイトです。未経験の職種にチャレンジしたい人への求人もありますし、様々なニーズを満たしてくれます。検索機能に希望の条件を細かく入力して、理想の転職先を探していきましょう。
リクナビNEXTにデメリットはある?
リクナビNEXTを利用することで、直接何らかのデメリットを受けることはありません。しかし、状況によっては不便を感じるという口コミがあるのも確かです。
デメリットとして考えられるのは、求人の中にブラック企業が混ざり込んでいる可能性です。転職を急いでいる人はブラック企業を見抜く余裕がない時もあるかもしれません。引っかからないように充分な注意が必要です。
また、大手転職サイトならではの悩みもデメリットに繋がります。求人数が多いとはいえ、登録者数も多いということをデメリットを考える人もいます。人気の求人には応募が殺到し、書類審査で落ちる可能性が高くなるかもしれないという理由です。
転職活動中にお断りばかりをもらってしまうと、精神的にも落ち込んでしまうかもしれません。しかし、これは「大手転職サイトならではの現象だ」と考えておくべきでしょう。
リクナビNEXTは求人の多さが魅了のひとつ!
大企業だからこそスマホ向けアプリでいつでも気軽に求人の検索ができますし、なにより「掲載している求人の量」が断然、ちがいます!
「選択肢や可能性を少しでも増やしたい!」
そんな風に考えている方にリクナビNEXTは、オススメな転職サイトです。
専門家のアドバイスが必要なら転職エージェントへ
リクナビNEXTは転職サイトのため、転職エージェントのような手厚いサポートを受けることができません。転職サイトはあくまで自分で求人を見つけ、応募から面接、内定、就職までをこなします。これが不満、あるいは不安な人は、サポートしてくれる転職エージェントに登録したほうが安心です。
また、転職成功の可能性を挙げるため、リクナビNEXTのような転職サイトと転職エージェントの2種類に同時に登録しておくことも有効な手段になります。リクナビNEXTで見つけた気になる求人を直接申し込むのではなく、転職エージェントで担当者に相談してみるのも前向きな方法です。
リクナビNEXTを運営しているリクルートは、転職エージェントの「リクルートエージェント」も同様に運営しています。並行して利用したい人は登録しておいたほうが便利です。
その逆として、転職エージェントでの転職活動に満足できなかった時、リクナビNEXTで求人を改めて探してみるのも良いでしょう。どちらを先にするかは自分次第ですが、多くの情報を得られることは確かです。転職サイトと転職エージェント、上手に使いこなしていきましょう。