
仕事をしていると常にストレスを感じていますよね。
我慢していると「うつ病」などの最悪の結果になってしまうかもしれませんよ!
労働者の半数以上がストレスを感じている
厚生労働省が行っている平成30年 労働安全衛生調査(実態調査)では実に労働者の半数以上58%もの人達が「仕事や職業生活で強いストレスを感じている」結果となっています。
凄くないですか!
仕事をしている人の2人に1人以上は仕事でストレスを感じている状態なんですよ!
今や4人に1人は鬱と言われている状況ですからね。仕事環境はとても異常な状態になっていると言えます。
軽いストレスならば仕事に身が入りますが、常に強いストレスを感じていると
「日常生活がおくれなくなる」
など最悪の結果になってしまうこともあるので要注意!
仕事をしていてどんなストレスを感じるか
同上の調査では「仕事をしていてどんなことがストレスになっているか」も調査しています。
以下の項目になります。
仕事がつらいと感じる原因
- 仕事の量
- 仕事の失敗・責任
- 対人関係(セクハラ・パワハラを含む)
割合としては
仕事の失敗・責任が「34.0%」。
対人関係が「31.3」。
となっています。
先の調査からみると2人に1人が「長時間労働」やパワハラ・セクハラを含む「人間関係」がストレスと答えています。
長く拘束されること自体ストレスですもんね。
ましてや職場やお客様との関係が悪ければストレスが溜まらない訳がありません。
仕事における自殺者の割合
では実際にどのくらい仕事が影響しているのか、厚生労働省が調査した自殺の統計(平成30年)からお話します。
動機別にみると、
「経済・生活問題」
「勤務問題」
と並びます。
職業別にみると
「無職者」
「勤め人」
「自営業者」
の順にならびますね。
最後に県別にみると
「東京」
「大阪」
「埼玉」
となります。
動機別のトップ3はすべて「勤務問題」に関わってくるので、いかに悪影響を及ぼしているのか分かると思います。
また男女別にみてみると、男性は女性に比べて5倍もの差が出てしまっているところも!
またやはり「首都圏」で一番多いことが分かりますね。
あなたは大丈夫ですか?ムリしていませんか?
仕事の責任が重すぎませんか?
人間関係に疲れていませんか?
「そうは言っても!」というところはありますよね。しかしムリし続けているといつか「破綻」してしまいます。
今は「リモート勤務」などで家からでも働けるようになりました。労働環境を今より良くする方法は必ずあります!
今一度、あなたのために自分の労働環境について考えてみてください。
ストレスが原因の症状

会社に行くと動悸がとまらない。
過度なストレスがかかると「体調不良」になってしまうのはあまりにも有名ですね。
ストレスによる症状と言われているのが主に以下になります。
ストレスが原因の症状
- 胃腸の不調
- 肌荒れ
- 不眠or起きれない
- 動悸・息切れ
- 体重の変化(激減or激増)
- 血尿
- うつ病
胃腸の不良
ストレスを感じるとまず胃と腸に出ます。
胃がキリキリ痛んだり、なんとなく消化不良に陥ったり、お腹が緩くなったりしますよね。
ほおっておくと「胃潰瘍」などになってしまうことも。
肌荒れ
いくらケアしても肌がボロボロになったり、赤くなったりしていませんか。
ストレスによるホルモンバランスの乱れの影響で肌がボロボロになります。
「胃腸の不調が肌にでる」とも言われているので、実は胃腸がやられている可能性も。
不眠or起きれない
「眠いのに寝れない」または「朝起きれない」状態に。
夜寝れないために「仕事中に寝てしまって」問題になった方も見たことがあります。通院されていたようですが、結局は辞めていかれました。なにより夜寝れないのは辛いですよね・・・。
特に「仕事のことを考えるとカラダが動かない」なんて状態はとても危険!
仕事へ行くことは考えずまずはゆっくり休んで下さい。
動悸・息切れ
職場につくとなんか
「いつもより疲れる」
「明らかに息が切れる」
なんて症状でていませんか?
実はそれ「運動不足」ではなくてストレスによる症状かもしれませんよ。「他にも手が震える」「手がよくつる」などの症状もあります!
休日や家でも出るのか、職場に行くと出るのか一度考えてみましょう!
体重の変化(激減or激増)
ストレスによる「過食」や「絶食」によって体重が大幅に変化してしまうことがあります。
長時間仕事をしているとなぜか「お腹が減らない」トランス状態になることがありますが、もちろん健康には良くないですね。
逆にストレスを和らげようと「どうしても食べてしまう」ことがあります。
ダイエットや増量をしているわけでもないの気づいたら明らかに「体重が増えている・減っている」ときは要注意!
その仕事を続けている限り「食べすぎる」のは治らないかもしれません、
血尿
血尿には目で見て分かるレベルと顕微鏡などで発見するレベルがあるそうです。
目で見えて明らかに「血尿」が分かったらもう危険信号!
腎臓で結石ができる「尿路結石症」や「膀胱炎」などが疑われます。
まずその日は会社を休んですぐに、病院で検査を受けてください。
うつ病
「うつ病」もストレスが原因と言われています。うつ病になると「なにもかも嫌になってしまいます」。
なにかしたくてもできない状態になってしまうんですね。
うつ病になってしまうと治療も大変ですし、転職活動も難しいです。
「うつ」になる前に自分の体調の変化に気づいてあげましょうね。
会社は私たちを守ってくれない
辞める理由が「病的な理由」や「人間関係(パワハラ・セクハラを含む)」ような場合、残念ながら会社は一切守ってくれません。
病的な症状が出ていても
「そんなの気の持ちようだ」
など言われて相手にすらされません。
人間関係について相談しても「何とかして」の一点張り。個人の力じゃどうしようもないからエスカレーションしてるんですけどね・・・。
それどころか明らかに会社が原因でも「退職理由は自己都合にしてくれ」なんて平気で言ってきます。
もう一度いいますが「何かあっても会社は一切守ってくれません」自分たちが不利にならないように、こちらが不利なことを必死にやってきます。
いざとなれば手のひらを反すそんな会社にいるのは、バカらしくありませんか?
わたしは辞める時の会社の対応で一気にバカらしくなりました。「何を今まで必死にやってきたんだろうと」
そんなところよりもっと「ストレスがすくない職場」に行きたいと思いますよね。
自分を守るための対処法
まずはゆっくり休んで「何がストレスになっているのか」見極めるところから始めましょう。
暫く休みを取って体の変化を観察するのが一番です。
その中で
「いつもならこの時間に胃が痛くなるのに痛くないな」
などの普段見過ごしてる症状が見えてくるはずです。
休みをとるのが難しいときは、半日でも1日でも休んでみてください。休む理由にはこちらもご参考に『仕事を休みたい』今から使える欠勤理由【7選】
休みの日に
「からだが動かない」
などの場合は限界にきている可能性があります。
手の震え・体の痛みなどがボーダーライン
「胃腸や耳が痛い」
などの症状を市販の痛み止めで抑えていました。
特に「手の震えがとまらない」などの症状は「疲れているんだろう」と軽く考えていましたが、今考えるととても異常ですね。
仕事から離れてみてわかることもあります!
普段は見過ごしていても「明らかに体調不良」になっていることありませんか?
ストレスに強くなりたい!そんな時はこれを読もう!
オススメなのが「超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド」です。
有名な本なのですでに読んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、ストレスの対処法がなんと「100」も載っています!
「ハーバード大」などの一流の研究機関が実証しているので、効果はお墨付き。
100のメソッドをすべて使うわけではなく、ストレスを感じた状況によって使い分けていきましょう!
中には「効果あるの?」と思えるものもあるかもしれませんが「あれ?以外と効いてる」ってなました。
このボリュームで1500円程度なのは安すぎですね。
この本のレビューはこちら。
今の職場が合わなければ、職場を変えたほうが良い
今のあなたが以下のような状態のような場合は転職を考えましょう。
「明らかに仕事量が多い」
「職場の人間関係が悪い」
「常に体調不良で辛い」
特にストレスによる症状が出ている場合はなるべく早く転職することをおすすめします。
断言しますが、その職場に居続ける限り「体調不良」や「嫌な気持ち(暗い気持ち)」は無くなりません!
今は「手が震える」などの軽い症状であってもそのうち限界がきて、最悪「うつ病」や自分で命を絶ってしまうこともあります。
「たかが仕事」に殺されないように自分を守りましょう!
気持ちが落ち着いたら転職活動をしよう
わたしが3か月間以内に新しい仕事を見つけるために行ったことは、とりあえず「ハローワーク」と「転職サイト」に登録しました。
気持ち的につらく疲れていても、登録だけしておけば、後々オファーなどが届いていたりして転職活動が楽になりますよ!
初めての転職で何もわからなかった私に対してエージェントの方がとても丁寧に対応してくれました。
早くに転職先を見つけることができたのも、相談できるひとがいたからだと思います。
どちらも登録は無料なのでぜひ利用してみてくださいね。
本当にあなたが働きやすい仕事を見つけられることを願っています。
実際に私が使っていたのが以下の2つのサイトです。
転職についてはこちらをご参考にしてください。
まとめ
労働者で仕事でストレスを感じている方は実に58%もいます。
その割合は
「仕事の失敗・責任」
「人間関係」
でした。
ストレスを感じ続けていると「手の震え」から「不眠・起きれない」などの体調不良に見舞われてしまいます。
最悪「うつ病」や「自ら命を絶ってしまう」ことも。
まずはしばらく休みを取って「体の不調」を感じてみてください。
「もう無理だ」「ストレスの原因が明らか」なんて場合は転職することをおすすめします。
明らかに仕事が原因で体調不良になっても「会社は個人を守ってくれません。」
自分の身自分で守るしかありません!