
どうすればいいの??
毎日やっている仕事でも「仕事が辛い」「仕事に行きたくない」と感じることありますよね。
仕事が辛い状態で続けてしまうと、最悪「うつ病」などの「精神疾患」に陥ってしまうことも。
そこで今回は、『仕事がつらいと感じる原因』とその『解決方法』をそれぞれまとめてみました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
誰もが「仕事がつらい」と感じている

エン・ジャパンのストレス調査では「仕事でストレスを感じる」と回答した人が全体で「67%」にもなりました。
割合をみると正規雇用で81%、非正規雇用で64%の方が仕事でストレスを感じているようです。
参考リンク:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2015/3107.html
なんと仕事をしている人の半分以上が仕事にストレスを感じているのですね。
仕事がつらいと感じる原因
厚生労働省の調査によると、うつ病などの精神疾患で医療機関を受診している患者数は111万人。
平成23年の調査(95.8万人)と比べると、およそ16%増加となっています。
医療機関を受診していない患者を考慮すると、なんと「4人に1人がうつ病」だと言われているんですよ。
このような現状から国は「ストレスチェック」を実施させたり、「メンタルヘルス」を設置したり対策をとるようになりました。
しかし、この数値は今後も増加していくとみられていているのです。
では、「仕事がつらくなる原因」とはなんでしょうか。大まかに3つの項目に分けてみました。
仕事がつらいと感じる原因
- 環境的な要因
- スキル不足
- 経済的に余裕がない
環境的な要因
転職の理由で一番多いのは「人間関係」と「職場環境」です。
職場が以下のような環境になっていたら嫌ですよね。
「毎日上司から叱責される」
「すべて上司の手柄になる」
「評価基準があいまいで出世が見込めない」
労働環境が悪いと、仕事にやる気が出ないだけでなく出社すら嫌になります。
もちろん「一日の拘束時間が長い」「終電帰り」なども、労働環境としては最悪です。
また仕事をこなしたいのに「仕事を与えない」のも、れっきとした「パワハラ」なんです。
仕事がつらいときは、「つらいことを書き出してみる」と「つらい原因」がはっきりするので、一度やってみましょう。
スキル不足
今の仕事に対して「自分のスキル不足」を感じると「続けていたくない・辛い」と感じますよね。
仕事をこなすのが遅いことを自覚していて
それどころか日々仕事は増えるばかりで、最終的に取り上げられしまった。
自分の代わりの担当者はすぐに終わらせてしまった。
なんてことになると精神的にとてもつらいですよね。
IT業界だとシステムやサービスには関わっていたいけど、プログラミングが苦痛で辞めるといったことがよくあります。特に新卒生に多いです。
本当に合わないと感じたら、部署や仕事を変えてもらうなど誰かに相談してつらい仕事からはなるべく早く離れるようにしましょう。
経済的に余裕がない
厚生労働省の調査で労働時間は年々下がってきているのに「精神疾患の患者数は増え続けて」、「世帯所得は年々下がり続けている」といった調査結果があります。
労働時間が長いためにうつ病になるのではなく、「所得に関する不安から」精神疾患になっているという仮説があり、所得の低さが問題視されています。

毎月給料日のたびに、「次の給料日までどうやって過ごそう」など考えていては息がつまります。
特別贅沢をしているわけでもないのに欲しいものが買えなかったり、日用品が満足に揃えられないと情けない気持ちになりますよね。
普段何気なく買えていたものが買えなくなるのはとても「つらい」です。最悪食費も削りだすため、その影響で体を壊してしまうかもしれません。
日々生活をしていくにはお金が必要不可欠です。
経済的にいつもぎりぎりでは、余裕がもてないため精神的に余裕が持てなくなります。
激務で収入が低い場合は転職を考えてみてはどうでしょうか。
仕事に余裕がある人なら、まず副業を初めて経済的な不安を取り除きたいですね。
仕事がつらいと感じたら

以下は、仕事がつらい場合の対処法です。
仕事がつらいときの対処法
- 誰かに相談する
- リフレッシュする
- 転職や休職を願いでる
誰かに相談する
「今の職場の環境がつらい」と感じたら、まずは今の現状から離れることを考えましょう。
上司やマネージャーと相談して、担当を変えてもらうか部署を変えてもらうように動くといいですね。
部署や仕事を変えることは、「逃げ」ではありません。
仕事は続けたいと思っているため、そのための「手段」です。
「仕事内容がつらい」場合は、友人や同期などに適切な仕事量であるか相談しましょう。

残業時間が多すぎる。
などつらいと感じる原因を特定することができますよ。
残念ながら上司や人事、マネージャーなどに話を聞いてもらえない場合は、「転職」も視野に入れて動いてください。
ポイント
友人や同期に仕事量について相談してみる。
会社が話を聞いてくれない場合は転職も視野にいれよう。
リフレッシュする
仕事がつらいと感じているときは、「常に仕事のことを考えてしまって」休みがとれていない現状かもしれません。
まずは、仕事のことを考えるのをやめて頭をすっきりさせてみましょう。
一度仕事から離れることで、頭が整理されて仕事がつらい原因や今後続けていけそうか判断することができます。
単純にリフレッシュすることで、心が軽くなり精神的に余裕が持てるようにもなります。
休みがとりづらい場合でも、「休みが取れたらなにをしたいか考えてみましょう。」
それだけでも余裕をもつことができますよ。
ポイント
一日だけでも休みを入れる。
休みが取れたら何をしたいか考えてみる。
転職や休職を願いでる
現状のつらい原因が判明して、解決できそうもない場合は「転職」や「休職」を考えてみましょう。
ここまでになると、ぶっちゃけどうしようもないです。
今の会社にいても「つらい」と感じ続けるだけでしょう。
無理して仕事を続けていると、最悪精神的に病んでしまいます。そうなる前に「転職・休職」することを考えてください。
例えば「転職エージェント」に相談すれば、前職でつらいと感じたことを避けて選考を進めることもできます。
転職エージェントは独自の調査で企業の内部情報を持っているので、利用してみましょう。
また休職して「身体を休める・考えを整理する」ことも大事です。
ポイント
休職をしてみて考えをまとめる。
転職エージェントに相談してみる。
ストレスからくる症状
つらい仕事を無理やり継続けていると、最悪精神疾患に陥ってしまいます。
ストレスが原因で起こる症状として主に、以下のものがあります。
身体的症状
頭痛
吐き気
注意力の低下
間違いが多くなる
胃腸炎
蕁麻疹
精神的症状
ゆううつ感
焦燥感
うつ
常にイライラする
吐き気や胃腸炎、蕁麻疹など症状が体に出るものもありますが、
「イライラする」
などは「疲れているから」と深く考えないことがあります。
仕事のストレスは早めに対処しましょう。

終わりに
仕事がつらいと感じるのは様々な原因があります。
環境的なことかもしれませんし、自分のスキルに関するものかもしれません。
日々の経済的に余裕がないことも原因になります。
いかなる場合も「仕事がつらい」と感じたら無理をして耐え続けないで、まずは誰かに相談しましょう。
ストレスは蓄積されていきますので、無理して続けていると最悪「うつ病」になってしまう可能性があります。
体を壊して出社できなくなる前に、行動することが大切ですよ。