しごとのお悩み

なぜ、重要なことほど後回しにしてしまうのか?【グレイシャムの法則】

あぁ明日までに会議の資料用意しなきゃ。
あれもやらなきゃ。これもやらなきゃ。
でもまずはメールのチェックをしようっと。

わたしたちは自分でも重要だと思っていても後回しにしてしまいがちですよね?
実はこれには法則がありました。

今回はそれはどういった法則なのかお話します!
今後の事業の発展について後回し後回しにしている組織に未来はありませんよ!

わたしたちは重要なことほど後回しにしてしまう。


午後の会議の資料作らなきゃ。でもまずはメールをチェックしよう。

プロジェクトのスケジュールを作らなきゃ。でもまずはやりやすいところから手を動かすか。

こんな経験ありません?

わたしたちは「重要だとわかっている作業」ほどなぜか後回しにしてしまいがちですよね。
なんだかんだと言い訳を付けてルーチンワークに取り組みがちです。

「考えるのが大変だから」

「すぐに答えはでないよ」

「手を付けられるところからやったほうが効率がいいでしょ」

しかし一見進んでいるように見えても実は重要なことから始めないと、最悪な結果に陥ってしまうんですよ!
実はこれには法則があり「グレシャムの法則」と呼ばれています。

もともとは「悪貨は良貨を駆逐する問題」だった


グレシャムの法則は経済学の法則のひとつです。

グレシャムの法則(グレシャムのほうそく)は、金本位制の経済学の法則のひとつで、貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、より実質価値の高い貨幣が流通過程から駆逐され、より実質価値の低い貨幣が流通するという法則である。一般には内容の要約「悪貨は良貨を駆逐する」で知られる。

(Wiki)グレイシャムの法則

これを人や組織に当てはめて、人はルーチン化した日常業務に捕らわれて、本質的な重要な計画を立てられなくなる。とされているのが「計画のグレシャムの法則」です。

計画のグレシャムの法則が組織を崩壊させる


例えば以下のような問題があるとします。

「出張申請書の更新」

「今後の事業拡大について」

ドキュメントの作成や更新などは「簡単に手が付けられる問題」で今後の事業拡大などは「組織の発展に関わる重要な問題」。

ドキュメントの作成については

「従業員番号は書類の一番上だ!いや下にあるのが正式だ!」

「上の欄と下の欄の四角がずれてる」

「その言い回し間違ってるよ」

など誰もがイメージしやすいため様々な意見が飛びかいます。
役員会議の中で普段使わない日本語の言い回しなどに必要にこだわったりします。
なかには豆知識やうんちくを発表してかしこいアピールするひとも出る始末。

しかし議題が「今後の事業発展」になると

「うーん。難しいなぁ」

「何か意見はないか」

「すぐには答えは出ないよ」

最終的にはみんな黙り込んで下を向いてしまいました。
みんなの心の中では「早く終われ」と思っています。

最終的に「次回の議題にします。」と何も話をしないまま会議は終わり。
本当に時間をかけなければいけない、今後の組織の発展については誰しもイメージしづらいため「誰も何も言わず」いつまでも議題は残ります。

今のところいつもの仕事はあるので

「まぁ今すぐやらなくても大丈夫でしょ。」 ⇒ 「そうだね。」

で終わり。

こんな経験したことありますよね?
この場合書類のフォーマットの作成より、今後の事業拡大について具体的に話すのが重要なハズです。

なぜ会社にとって重要な人ほど辞めていくのか

「え!!チームのリーダーが辞めるんですか!」

「実力が出てきたあの子辞めちゃったの?」

優秀な仕事のできる人ほど外に出ていくことありますよね。

わたしの元いた会社ではみんな仕事が分かり始めたあたりから次々と辞めていきました。
会社の力である30代・40代がごそっといなくなった状態です。
そのため年配の社員と常に新人でプロジェクトを回していたような状態でした。

ステップアップやライフシフトで転職する人ももちろんいますが、優秀な社員は組織が変わる気がないことをしっています。

先ほどの例のように「今後の発展」をいつまでも先延ばしにしているのを目の当たりにしているんですね。
優秀な人は組織のそういったところを見抜く。上司との会話や会社の運営を見てわかるようになります。

そうすると

「いつまでもここにいてもしょうがないな」

「本質的なことを進めないでくだらないことばかり時間をかけるからやってられない」

ともっと働きやすくて将来のある会社を目指して転職します。

本質を見抜けない人やわかっていても仕事は無くならないと思っている人は

「この会社はずーとそうだよ」

「昔から変わらないんだ」

とグチをいいながら働き続けています。

これが優秀な人ほど会社からいなくなる理由。

「今の会社を辞めて経営者になった」

「様々なサービスに取り組んでいる会社に就職した」

というのはこれが理由の一つですね。

言わずもがな「今の仕事は無くならない。」「将来のことについて考えない」組織に未来はありません。

あなたの会社は立て続けに優秀な人が辞めている状況になっていませんか?

組織が変わらなければ問題は解決しない

 

組織が変わらなければ「会社の雰囲気・仕事の取り方・進め方」は変わりません。
中途半端に長く続いてる会社ほど変わりづらいのが現実です。
経営層が今までのままでいいと思っているため。

ご存じの通り単純な仕事やルーチンワークはAIにとって代わるので人手はいらなくなります。

今の時代はとっくに生涯保証ではなくなっているし、大企業でも40代・50代がクビになる時代。

「この会社は昔からそう」

「変わらないんだよ」

なんて言っている会社は淘汰されるでしょう。

今はいいかもしれませんが「ルーチンワークをこなしているだけ」の会社に10年後20年後の保障はありませんよ。

「先のことはわからない・どうなってもいい」

「とにかくこれがやりたい仕事なんだ」

などでなければ個人で組織のことで悩むのは時間のムダなので転職をおすすめします。

組織のことを上司に相談しても
上司はさらに上にエスカレーションしますよね。しかしこの確率がまず非常に低い。
「上に意見をするのが嫌だ」と考えているひとが多すぎです。

もし役員まで話が上がったとしても先ほどの例のように「永遠に会議の議題に上がるだけ。」
⇒ようはムダです。

重要なことから片づけるようにしよう


グレシャムの法則に陥らなないようにするにはどうすればいいの?

誰しも重要なことほど後回しにしがちです。
しかしちゃんと対策もあります!

個人のレベルの解決策としては「作業の重要度を決めること!」

メールチェックのような単純な作業は後にして、重要な仕事を先に進める。
重要な仕事ほど時間を取られるからとルーチンワークをやりがちですが、重要度を決めて重要な仕事から先に手を付けてください。
今の本質を見抜いた作業と考えてもいいです。

よく午前中は一番きつい仕事をして、作業効率が落ちる午後に書類整理など単純な仕事を当てるといいと言いますがまさにそれ。
実は午前中が一番集中力が高まっているとき!
午後はご飯も食べたし、何時間も作業した後なのでどうしても作業効率が落ちます。

まずはルーチーンをやめて重要度のリストを作成してみるのがいいですね。

まとめ

わたしたちは重要なことほど後回しにしがちです。

組織としても本質を外れているやりやすい仕事(いつもの仕事)からやりがち。
本当は重要度を決めて重要なものから進めなければいけません。

例えば「書類のフォーマット」について話し合うのではなく「今後に事業発展について具体的な話し合い」をする必要があります。

しかし残念ながら経営者が変わらなければ組織は変わらないので、何十年も「今後」については後回しになってしまいます。
そのような組織に未来はありません。
今はいいでしょうが、10年後20年後は保障できないですよね。

組織に変わる気がないと判断したら、転職をおすすめします。

「あれはなんだったんだ」
「何のために頑張っていたんだ」

といつもなんとなく感じていた息苦しさがなくなりますよ!

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