しごとのお悩み

『ブラック企業』に入社してしまったときは『労働基準監督署』に相談しよう!

2019年3月18日

sora
ブラック企業に入社してしまったらどうすればいいの?

残業が月100時間ごえ、残業しても残業代が出ないなど言わるゆる「ブラック企業」に入社してしまった場合、泣き寝入りするしかないんでしょうか?

実は、無料で相談できる場所があるんです!

「労働基準監督署」を利用しよう!


もしあなたが誰が見ても「明らかなブラック企業」に入社してしまったとします。

それは例えば残業をしているのに「残業代がでない」、就労条件に対して「違法」など様々なケースがありえますよね。

それぞれのケースに対処法があるんです!

あなたが様々な不当な扱いを受けた時に,何よりも先に「労働基準監督署」に相談に行って下さい。

労働基準監督署は、厚生労働省の管轄である各都道府県労働局の下にあり、つまり国の機関です。

もちろん「全国に配置されていますよ。」

厚生労働省のホームページの所在地案内から各都道府県のどこにあるのか探すことができますので、活用してみてください。
全国労働基準監督署の所在案内

たとえば東京ですと、「東京労働局」が「千代田区役所の中」に配置されています。労働基準監督署 都道府県のキーワードでも調べることができます。

こちらのほうが探しやすいかもしれませんね。基本的に「市役所内」に設置されていることが多いんですよ。

所管業務としては、

「労働基準法」
「最低賃金法」
「労働者災害補償法」
「労働安全衛生法」

などの法律に従がって、違法なことをしていないか「企業を監視また、指摘すること」

この労働基準監督署には、必ず「労働基準監督官」が配置されていて、日々企業に対しての「監督責務」を行います。

実は労働基準監督官は「司法警察権」を持っているんですよ。

そのため、「違法な営業を行っている疑いのある会社への捜査を行なう」ことができるんですね。

警察権を持っていますので、時と場合によってはその経営者を逮捕することもできます。

非常に大きな権限を持っているんですね。

sora
じゃあなんでブラック企業はなくならないの?

なぜブラック企業が蔓延してしまっているかというと、「労働基準監督官自体」の人数が絶対的に不足しているからです!

そのため、世の中の「全ての会社」をまんべんなく監督することがとても」難しいのが現状。

しかしそこは足りないからと言って手をこまねいているわけではなく、労働基準監督署は、抜き打ちで一定の会社を選んで、「定期的に立ち入り調査を行う」などしています。

あるいは、労働者からの告発(申告)に基づいて実情の調査もします。前者を「定期監督」後者を「申告監督」と言うんですよ。

これら2つを合わせて臨検監督(通称、臨検)と言ったりします。

労働基準監督署の是正勧告は無視できない


従業員の申告かまたは定期監督によって、労働基準監督署がその企業の実情を調査をした結果、違法な状態が認められたとしたらその企業に対して「是正」が言い渡されます。

是正の勧告を受けたら、「是正勧告書」が交付されそこには「改善するための期限」などが記されているんですよ。

そのため企業は是正勧告を受けたら、すぐ是正内容の対応に取り組まなければなりません。

例えば、「残業代が未払い」だったことが発覚したりすると、対象の労働者に今までの未払い分を支払う義務があります。

対応した記録(例えば、振り込み用紙など)とともに、先ほどの是正報告書を記入して「労働基準監督署に提出」までがセット。

「必ず従わなければならない」ため、是正勧告を受けるということは違法なことをしていた企業にとってはかなり厄介ですよね。

労働基準監督署は、上記のような形式で定期的に臨検を実施することで、各企業に対して

「違法な営業と認識していて、臨検に入られたら大変だ。」
「是正勧告がこないようにコンプライアンスを意識した経営をしないと。」

と企業に常に意識させて、違法な営業状態を無くすようにするための抑止力として存在しているんです。

臨検に入った企業のなんと「7割が是正勧告を受けて改正しています。」

このあたりは、警察と同じと言ってもいいかもしれません。
悲しいことに、実際は臨検に入られる確率はかなり低いといえるために、「臨検はされないであろうと違法状態を放置している」会社は多々あります。

平成27年時点で中小企業が「約310万社」あるといわれていて、その中で臨検を行ったのが「約13万社」とかなり少ないと感じますよね。
これでは労働基準監督署が必ずしも抑止力になっているとは言えません。

そのため、何かあったらあなたからアクションを起こすことが大事なんです!

もしあなたが会社から「違法な扱いを受けた」と思った場合は、企業に臨検に入ってもらうために「労働基準監督署への申告」をしましょう。

申告するには


sora
申告するにはどうしたらいいの?お金がかかるんじゃ・・・

心配はありません。申告は無料で行えます。

営利目的の民間企業ではないため、国の機関なので無料で行うことができます。

sora
申告にお金はかからないんだね。

申告すると身バレするじゃないの?
sora

身バレについても会社側には匿名で調査をお願いすることができます!

配慮をしていても万がいち申告したことが会社にバレてしまったとしても、安心してください!

そのことにより「解雇させたりその他不利になるようなことを対象者に対して行うことは、法律でしっかりと禁じられています。」

sora
労働者はしっかりと守られているんだね。

申告は無料で行える、匿名で調査をしてくれることを考えると労働基準監督署への申告はぜひ行いたいですね。

ただし、一点注意しなければいけない点があります。
それは、「申告をすれば必ず労働基準監督署が臨検に入ってくれるとは限らない」ということです。

実は労働基準監督官は、労働者から申告を受けたからといって必ずしも臨検に入る義務はありません。
申告された内容をよく精査した上で臨検するか否かは独断で判断をすることができます。

そのため、申告して、臨検につなげるようにするためには、確実に動けるような、合理的な証拠があることが前提となります。

例えば、「残業代未払い」の申告に対しての問題であれば、

その月までの「残業をしている月別の就業状況のデータ」と、
それに対応する「月別の給与明細」などを用意して、客観的に見て「法令違反の状態」であるということを立証できるようにしておくことが必要になります。

その他の案件であっても、できるだけ「客観的に違法」だと分かるような資料を用意するようにしましょう!

大前提として、労働基準監督署とはあなたを違法な働き方から守るための機関です。
経営者からみると、大変恐ろしい存在となりえますが、守る立場の労働者に対しては丁寧に優しく対応してくれるはず。

申告までしなくても「単なる相談でも対応してくれますので、「何かおかしいな」と思ったらまず一度相談に行ってみることがおすすめです。

まとめ

労働基準監督署は働いているあなたを守るための機関。

企業は「是正勧告」を受けたらそれに従う義務があります。

申告は無料でしかも匿名で行うことができます。
万が一身バレした場合、あなたに不利なことをするのは法律で禁止されていますので、安心ですね。

申告まではしなくても、相談にのってもらえるので「おかしいと思ったら」まずは相談にいってみてはいかかがでしょうか。

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IT系6年目・リーダーで手取り16万、ボーナス12万だった元社畜戦士。ライターの「作栄はる」と申します。そのときの経験を交えて、「仕事の悩み」などを分かりやすくご紹介していきます。よろしくお願いします!

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