しごとのお悩み

内定後も注意しなければいけない? 取り消されてしまうこともあるってホント?

2019年3月8日

sora
厳しい就職の試験を突破して、ようやく内定をもらえました

実は「内定が出た」からと言って安心するのはまだ早いんです!

注意を怠っているとせっかくの内定が取り消されてしまうこともあるかもしれませんよ。

ポイント

「解約権」は企業と学生両方にあります。
企業側からは「不当に内定取り消しができない」ように法律で定められているんです。

内定とは


「内定」とは、「会社が新しい社員として就活生を迎える意思がある」ことを伝える行為です。

学生に限らず中途採用の場合も内定といいますね。
実は内定にも種類があることを知っていましたか??

厳密には学生に内定の意思を伝える行為を「内々定」、学生側が希望の会社に入社の意思を表した段階で「内定」という言葉を使うのが正しいんです。

しかし、一般的に「内々定」の意味も合めて、「内定」といっていますね。

多くの場合第一志望の会社から内定をもらった段階で、就職活動をやめますよね。
それでは、企業から内定もたえたら、必ず就職することができると思っていませんか?
実はそこには落とし穴があるのです。

内定には「解約権」がある


「内定」とは就職活動における通称のことで、法的には「就労始期付解約権留保付労働契約」(しゅうろうしきつきかいやくけんりゅうほつきろうどうけいやく)というものになります。

簡単に言うと、「就労の始期」と「解約権」の2つの条件が付いた「労働契約」のことになります。
少し難しい言葉になりますが、労働契約の一種になってきます。

企業が就活生に採用の意思を伝え、それに対して就活生が入社したい意思を返答した時点で、この「労働契約」は成立したものとみなされます。

ただし、一度成立したら「解約できない」わけではありません!
下記のような条件が発覚した場合は、契約を解約することができるんです。

・「企業」と「就活生」の双方でどちらかの情報が不足している状態であったとき。
・あらかじめ想定できないような事柄が入社時点までに起こったとき。

例えば、「就活生が本来なら卒業できるはずの学校を卒業できない」となると、それが解約の理由になってしまいます。

sora
そうすると企業が勝手に内定を辞退できるの?

安心してください。いくら解約可能な契約だからといって、「無暗に内定を取り消すことはできません。」
どのような理由ならば内定を取り消すことができるのか疑問ですよね。

下記のような解約の理由では、内定を取り消すことはできません。

「内定通知書に記載がされているもの」に限られる。
もし記載されていても「合理性に欠けるような場合。」

いくら権利があるとしても、会社としては「安易に取り消すことができない」ものなんです。

企業が内定が取り消せるかは「法的にも判断するケースがしっかり確立しています」ので、「創業年数が長い歴史のある大企業」などでは、「企業の勝手な内定取り消しはまずされることはありません。」

しかし創業年数が短い「新しく立ち上げた会社」などでは、「解約できるものと捉えて」「不当に内定取り消し」をしてくるところもあるので気をつけましょう。

本体ならば内定取り消しは許されない!


内定を得て、就活生が就職活動を終わらせた後の内定取り消しは、あなたにとってとても大きなダメージなると思います。

そのため本来なら「不当な内定取り消し」は許されないことなのです。企業と「裁判」をすれば学生側が「勝訴」になる可能性が高いです。

残念ながら、現実的に「学生が裁判を起こすことなどなかなかできることではない」ので、それを利用して「不当な内定取り消し」を行う企業は存在しているのです。

そのためこちらの防御策として考えられるのは以下の事です。

中堅・中小の新興企業で内定をもらった場合は、「保険として別の企業の内定を取っておく。」
確定するまでは就活を終わらせないようにする。

身動きがとりやすくなるので、基本的に企業の内定は複数所持しておきましょう。

内定辞退を辞退するには


sora
内定をもらえたものの、やっぱりほかの会社に行きたいなぁ

内定をもらえたものの、やっぱりほかの会社に行きたくなった。なんてことありますよね。そのようなときはどうすればいいのでしょう。

普段言っている「内定」というのは通称で、法的には「就労始期付解約権留保付労働契約」となります。

実は「解約権」は、会社側だけでなく「学生側にも存在します。」

sora
ということは、内定辞退も違法になってしまうの?

解約権は「ある一定の合理性がなければ使用できない」となっていますが、これはあくまでも企業側の話です。
企業と比べると立場の弱い学生側にも同様な条件を求めるのはムリな話ですよね。

そうした事情から、学生側からの内定辞退は「よほど悪質なものでない限り」「違法性を問われることはありません」ので安心してください。

ただし、

基本的に入社予定日の14日前までには辞退の意思を企業側に伝える必要があります。法的には14日前までということになっています。

当然、相手の企業に迷惑をかけることになるわけですから、内定辞退については、可能な限り速やかにその意思を伝えましょう。
期限を守って連絡をする。それが最低限のマナーですね。

sora
すでに入社まで14日を切っているときはどうすればいいの?

その時は「企業側がいついつまでに連絡をして頂けませんか」と伝えてくると思いますので、その期限を守って連絡をするようにしましょう。

オワハラとは


「オワハラ」という言葉をご存じですか?

「就活生の内定辞退」や、「人員の早期確保」などの理由で、最近「オワハラ」という言葉を耳にするようになってきました。

オワハラとは「就活を終わせろハラスメント」の略であり

「うちの内定が欲しかったらすぐに他社を断れ。」
「もう就職活動は一切終わらせろ。」ということを言って就活生を追い込んでいくハラスメントです。

なかには、「この場で他社に断りの電話をしたら、今、内定をしてあげる」という脅しをかけてくる場合もあるそうですよ。
怖いですね。

志望企業がほかにもあることを告げるとうちと「他社どこが違うの?」「なにがいいの?」と30分以上拘束されたといった声もありました。

また、毎日のように「就職面談」や「イベント」などの口実で学生を呼び出し、他社への行かせないようにする妨害行為もあるようです。
少し前までは、企業が内定した就活生を連れて「長期旅行」に行かせてたなどの話を聞いたことがあります。

このような強引な方法には基本的に応じる必要はありません!
他社のことを聞かれたとしても、「まだ結果待ちです」「履歴書を送ったところです」などと、適当にぼかして返答をしておきましょう。

そもそもこのような妨害行為や言動は、下手をすると「脅迫罪」に該当する場合もありえます。

そのためこうした会社は、コンプライアンス上、間違いなく問題ありです!
つまリブラック企業と判断できますね。

「オワハラ」をしてくるような会社は、その時点でおかしいので、「こちらから願い下げだ」と頭を切り替えていきましょう。

脅迫に負けて入社してしまう前に、「ブラック企業」だと判明してよかったと割り切り、ほかの会社の選考に行きましょう。

まとめ

内定とは通称で、法的には「就労始期付解約権留保付労働契約」となります。

一度内定が成立したら解約できないというわけではなく、「企業・学生」双方から解約をすることができます。

その際企業からの不当な内定辞退はできません。学生側からも辞退が可能ですが、少なくとも14日前までに辞退の意思表示をしましょう。

「うちの内定が欲しいならほかの企業を全て断れ」などと「オワハラ」をしてくるような企業はコンプライアンス的に問題ありなので、「ブラック企業」の可能性が高いです。

そのような企業には入社しないようにしましょうね。

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IT系6年目・リーダーで手取り18万、ボーナス12万だった元社畜戦士。ライターの「作栄はる」と申します。そのときの経験を交えて、「仕事の悩み」などを分かりやすくご紹介していきます。よろしくお願いします!

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