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『失業手当』と『再就職手当』とは?仕事を辞めた時、知っておくと得すること

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失業手当と再就職手当というものを知っていますか?

会社を退職してから転職活動を行う際、以前の会社で雇用保険に加入しており、一定の条件をクリアしてればもらえる手当となっています。

今回は手当を支給される条件をまとめてみました。

手当をもらうための8つの条件

以下が手当を支給される条件になっています。

  • 手続き後7日間の待機期間が終了していること
  • 失業手当(基本手当)の支給残日数が3分の1以上残っていること(就業日前日まで)
  • 就職先が離職前の会社と関係ないこと
  • 給付制限3か月あるかたは、最初の1か月はハローワークまたは職業紹介事業者の紹介であること
  • 再就職先で1年以上の雇用が見込めること
  • 再就職先では雇用保険の条件を満たしていること
  • 過去3年以内に再就職手当または、常用就職支度手当の支給を受けたことがないこと
  • 失業保険手続き前からすでに採用が決まっていた、事業主に雇用されたものでないこと

手続き後7日間の待機期間が終了していること

以前の会社からもらっていた離職票をハローワークに届け出ることで、失業手当を給付することができます。

離職票を届けた日から7日間を待機期間といいます。

待機期間中はアルバイトをすることもできません。

この待機期間中に再就職をしてしまうと再就職手当が給付されないので注意しましょう。

また自己都合で退職した場合、待機期間終了から3カ月は失業手当が給付されませんので期間にも注意が必要です。

失業手当(基本手当)の支給残日数が3分の1以上残っていること(就業日前日まで)

再就職手当とはハローワークにて失業手当の手続きをした後に給付日数が残っている場合に支給されるものです。

手続きをした7日間は待機期間になりますので、手続きしてから7日後に支給されるということですね。

就職予定の前日までで給付日数が所定給付日数の1/3残っていれば支給されます。

手当は以下の式で計算されます。

基本手当日数 x 支給残日数 x 60% または 70%

給付日数が1/3以上残っている場合は60%,2/3以上残っている場合は70%で計算されます。

簡単に基本手当が5000円で給付日数が90日だとすると1/3以上残っている場合は

5000 x 30 x 60% = 90000

2/3以上残っている場合は

5000 x 60 x 70% = 210000

となります。

2/3以上残っている場合は約1か月分支給されることになります。

残りの日数によって金額が変わってしまうため早く決まれば決まるほど多くもらえることになります。

就職先が離職前の会社と関係ないこと

以前の会社と関係がある就職先の場合支給の対象にならないことがあります。

グループ会社や関連会社に再就職するときは気を付けましょう。

また直接的に関連会社でなくとも資金の面などでかかわりが強い場合があるので、就職先として選んだ時点でよく相談したほうがいいと思います。

給付制限3か月あるかたは、最初の1か月目はハローワークまたは職業紹介事業者の紹介であること

自己都合で退職されたかたが対象で、待機期間の7日間が過ぎた後最初の1カ月は、ハローワークまたは職業紹介事業者で就職した場合のみ再就職手当が支給されます。

ハローワークまたは職業紹介事業者でないチラシの求人や求人サイトでの就職の場合適応されないので注意しましょう。

職業紹介事業者は厚生労働省によって優良業者であることが決められている業者のことで、マイナビやジェイック、レバティックキャリアなどがあたります。

職業紹介事業者で検索するとすぐにあたりますのでハローワークを利用しない場合は業者を調べてから就職先を探した方がいいと思います。

再就職先で1年以上の雇用が見込めること

派遣社員や契約社員・アルバイトなどの場合1年以上継続して働けるかによって給付されない恐れがあります。

契約している会社の判断になってしまうそうなので、そのような場合再就職手当の対象になるか事前に相談しましょう。

正社員の場合無期限雇用なので問題なく再就職手当給付の対象になります。

再就職先では雇用保険の条件を満たしていること

会社によっては雇用保険に入れないことがあるため注意が必要です。

雇用保険に入るには

・31日以上の雇用見込みがあること
・1週間あたりの所定労働時間が20時間以上であること

上記2点が当てはまる場合雇用保険が適用されます。

アルバイトやパートなどの場合労働時間が足りないこともありえますので注意しましょう。

正社員の場合は雇用保険が適応されるので問題はないです。

過去3年以内に再就職手当または、常用就職支度手当の支給を受けたことがないこと

常用就職支度手当とは障碍者または就職が困難な方が就職した場合に支給される手当のことです。

再就職日から過去3年以内に「再就職手当」または「常用就職支度手当」を支給されたかたは再就職手当が支給されないことになっています。

3年以内に転職した場合などは条件を満たしていても残念ながら支給されないと思ってください。

失業保険手続き前からすでに採用が決まっていた、事業主に雇用されたものでないこと

ハローワークに失業保険の手続きをする前にすでに採用が決まっている場合は再就職手当が支給されません。

ハローワークに離職届けを提出して7日後に「失業者」として認識されるので登録する前に就職先が決まっている場合当然手当は受けられないですよね。

ハローワークに登録する前に就職先が決まりそうなら、1週間~2週間待ってもらうと再就職手当が受給できる可能性が高まります。

まとめ

失業手当・再就職手当を受給するにはハローワークに「離職届」を提出して7日後から対象になります。

また再就職日から過去3年以内に手当を受給している場合は支給されませんので注意しましょう。

雇用保険の関係や勤続の見込みの関係から正社員として就職したほうが手当を受けるうえで条件をクリアしやすいです。

支給残日数によって支給額が10%も変わってしまいますので早期に就職して少しでも高い給付金を貰いましょう!

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