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案外知られていない?『平均年齢が高い会社の問題』とは!

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会社情報を入手するときに平均年齢はチェックしますよね。

あーなるほど、平均はこのくらいね。と確認はしますが流してしまいがちです。

日本の企業は多くの企業で年功賃金制をとっていることや、平均年齢はまた別に組織を見るうえで実は重要な情報となっているんですよ!

平均年齢は重要な情報のひとつ

会社の情報を集めるときにあまり関係なさそうに見えますが、実は平均年齢は重要な情報です!

平均年収の水準を見る上でも平均年齢は重要な役割を持つのはわかりますね。

年功賃金制の場合、平均年収が比較的大きくても平均年齢が高ければその分払うコストが増大するので、水準的には減殺されてしまうからです。

それ以外にも平均年齢から読み取るべき重要な要素が存在します。

それは「組織の挑戦意欲と風通し感」です。

ただ、そのことを考える前に、平均年齢自体を見ただけではピンとはこないので、例をあげて具体的な組織構成のイメージを見ていきましょう。

社員構成が次のような年齢分布の場合には、平均年齢はどのくらいになると思いますか。

最初の企業として、23歳1人、25歳2人、29歳1人、30歳2人、34歳1人、35歳2人、38歳1人、45歳1人、57歳1人。計12名。かなり若手が中心で中堅が社内の中心な構成となっている組織ですね。これだと平均年齢33.8歳となります。

次の企業は、25歳1人、27歳1人、30歳2人、32歳1人、35歳2人、38歳1人、40歳2人、45歳1人、52歳1人。計12名。

若手からベテランまである程度まんべんなく分布されているような構成となっています。

最初の企業に比べてベテランの割合が増えてきました。平均年齢は35.7歳です。

最後に、25歳1人、35歳1人、38歳1人、40歳3人、42歳1人、45歳2人、49歳1人、54歳1人、59歳1人。計12名。

若手が少なく中高年が多い組織構成となっています。そうすると平均年齢は42.6歳です。

平均年齢が40歳を大きく超えると危険信号

このようにしてイメージすると、平均年齢からその組織がどのような年齢構成となっているかは想像できるようになりますよね。

上記の3事例を見て皆さんはどのように感じましたか。

もちろん平均なので、上の年齢が高くなれば高くなるほど平均年齢は上がっていくことになります。

その逆でベテランが多いような会社でも若手社員が増えれば増えるほど、平均はある程度下がっていきます。

平均年齢が40歳を超えてくると、かなり年配者中心の組織になってくることがわかると思います。

年配者中心の組織が一概に悪いといっているわけではありません。

熟練した職人の集団であれば、中高齢者にスキルの高い者が多くいるので、そこから若手がいろいろと学べるというメリットがあるかもしれません。

技術職であれば、年齢が高い人ほどその人しかできないまたはもっていない技術があるので、その技術を継承または広げていくことが組織の発展につながることもあるでしょう。

しかし、多くの会社組織でいえば、若手よりも年配者の人数が多いようなところは、往々にして組織的な老朽化が進んでいる可能性が高いと思われます。理由はいくつか挙げることができます。

平均年齢が高い会社のリスクとは

平均年齢が高い場合に以下のような3つのリスクが考えられます。

  • 技術革新についていけない
  • 年功賃金にため賃金が高い
  • 新しいことにチャレンジしがたい
  • 中高年がおおいとポストを用意しようとして組織の管理職階層を多層化させてしまう

1つには、技術革新が日進月歩の今日において、中高齢者のスキルは風化してしまいしやすく、 残念ながらあまり役に立たないような労働者が多く存在している可能性が出てきてしまうということです。

システム関係の仕事などでは技術の入れ替わりが激しいため、新しいことに挑戦していかないとおいてかれてしまうことが多々あります。

一般的に見れば、パソコンの操作ひとつをとってみても、30代の人と50代の人とどちらが卓越しているかは、平均像で捉えれば30代の人であることは明らかなのではないでしょうか(もちろん、50代でもパソコンに強い人もいますが、ここではあくまでも平均像で見た場合の話です)。

2つ目は、スキル的に陳腐化しているにもかかわらず、賃金はそれなりに高い水準のものが支払われている可能性があるということです。

年功賃金の場合年齢が上がるにつれて賃金は上がっていきますが、高齢になればなるほどコスト超過してしまうことがあります。

このことは当然、組織のコストパフォーマンスについてマイナスに作用します。3つ目は、中高齢者といったベテラン層の人たちはどうしても過去の成功体験により行動をする傾向が強いということです。

それ自体が悪いとは限らないのですが、マーケットが変化して対応方法を変えなければならなくなっているような場合に、そのような人が多数を占めると、どうしても組織として新しいことにチャレンジするという気風を持ち辛くなってしまいます。

最後に、これが一番困ったことといえるのですが、中高年者が多いと、 どうしても何らかのポストを用意しようとして、組織の管理職階層を多層化させてしまう可能性が高くなる ということです。

管理職がいすぎて何をしているのか、誰に何を話しに行けばいいのかわからないということは発生することです。

要するに、組織の多層化は組織内の情報の流れを悪くすることから、若い人にとっては風通しが悪く、ストレスがたまりやすいということになりかねません。

以上のことを踏まえれば、対象会社の平均年齢が40歳を大きく超えているような場合には、慎重に検討すべきといえるのではないでしょうか。

まとめ

会社情報を入手する場合は平均年齢を必ず確認しましょう。

平均年齢が40歳を大きく超えていると、組織として風通しが悪くなっているだけでなく、コストパフォーマンスも低下している可能性があります。

風通しが悪いということは、新入社員や20代の若手社員たちがストレスがたまりやすくなってしまいます。

年功賃金の場合、賃金の水準にすることもできるため、平均年齢は重要な情報となります。

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